双亡亭壊すべし 130話のネタバレと考察!再開の兄妹

双亡亭壊すべし 130話のネタバレと考察!

双亡亭壊すべしの最新話!【第130話】を読んだのでネタバレと感想・考察をまとめてみました。

双亡亭壊すべし 129話のあらすじ

絵本作家志望の売れない絵描き 凧葉務(たこは つとむ)は、幽霊屋敷と言われている双亡亭の隣のアパートに住んでいる。ある日、双亡亭の一角に引っ越してきた少年・立木緑郎(たちき ろくろう)と出会い意気投合するも、その日の夜、緑郎の家は火事になり緑郎は助かるが父親は家に食べられ殺されてしまう。
総理大臣の斯波敦(しば あつし)の指示で、政府による双亡亭への空爆が始まり、辺り一帯炎に包まれるが屋敷は無傷のままだった。そんな中、45年前に旅客機に乗ったまま行方不明となっていた謎の少年・凧葉青一(たこは せいいち)や、緑朗の姉で刀巫覡(かたなふげき)の柘植紅(つげ くれない)が、双亡亭破壊の為に現れる。
空爆に失敗した総理大臣の斯波敦(しば あつし)は対超常現象のプロを集め「双亡亭破壊プロジェクト」を実施することを決め、莫大な報奨金をかける。これに凧葉や紅らも加わり、突入部隊とともに屋敷内に足を踏み入れるが、壁に飾られた自身の肖像画に次々と取り込まれてしまう。その内部で凧葉と紅は過去のトラウマを突きつけられ、体を乗っ取られそうになるが、かろうじて踏みとどまり生還を果たす。そして、凧葉務、紅、青一、緑郎、科学者チームのアウグスト博士やフロル、突入部隊の隊長・宿木、心霊能力者の鬼離田姉妹、パイロキネシストのマーグ夫妻と合流、途中、黄ノ下残花や帰黒も仲間に加え、恐怖に取りつかれ人ならざる者と化した破壊者たちと対決、屋敷の奥深くへと足を踏み入れていく。
その最中、青一は旧友のタイチとヤスオの姿をした敵に遭遇。
旧友の姿をした敵に刃を向けることが出来ず、重症を負った青一。青一の窮地を知った緑郎が帰黒にテレパシーで助けを求める。
帰黒は緑郎のテレパシーで、青一が兄だったことをようやく思い出す。帰黒こと青一の妹・真琴は、兄・青一を救うべく駆けつけ、タイチとヤスオと対峙する。
兄の優しさに漬け込んで瀕死の重傷を負わせた二人に激怒した真琴は、渾身の力で髪を刀のように変化させタイチを真っ二つに切り裂く。
疲れきった真琴の背後には、ほくそ笑むヤスオの姿が…。
<h3双亡亭壊すべし 130話話のネタバレ

「そんな…莫迦な…」
鬼離田三姉妹の長女が呆然と立っている。
「あまりに一瞬の事で…この千里眼を持つ私が…何も太一に呼びかけられなかった…」
「ぬ…」
鬼離田長女がふとヤスオの姿に気が付く。
「おほほ…でもあの娘ももう死ぬる…」
三姉妹の不気味な6つの瞳を持つ鬼離田長女はニヤリと笑う。
ヤスオは真琴の背後に立って、今まさに両腕のハサミの刃で斬りかからんとしていた。
真琴は肩で息をし座り込んでいる。
もう力が残っていないのか両腕をだらりと前に垂らしている。

暗闇…
『…ココ…ドコ…カナ…』
『ボク…ドウシタンダロ…?』
『…オボエ…テル…
タイチニイチャンガ…キテ…ボクササレタ…』
『ソシテ ソシテ…
ダレカボクヲヨンダ…』

「お兄ちゃん…!」

『ナツカシイヨビカタ…ダレダッタッケ…』
瓦礫の中に座り込んでいる真琴。背後にはヤスオがいる。
『…ソウカ…ヤッパリ…』

両腕のハサミの刃、ヤスオの狂気に満ちた顔。
『ア…ヤスオニイチャン…ナニスルノ?』
真琴に斬りかかる。
『ヤスオ ニイチャン!』

カキン!
ボールが空を飛んでいく。
バットを振っている昔の姿の青一。
「あ…当たった…」
太一が叫ぶ。
「でかした!青一 走れ〜!!」
海の見える とある場所で野球をしている子供たち。
「バックホームだよ〜!」
グローブを付けた長髪の少年の後ろを走り、ホームベースを踏む青一。
「よくやった青一〜!大逆転ホームラン 王選手みたいだあ〜!
ホームランバーおごってやるよ〜」
安雄が青一を抱きしめて喜んでいる。

かつての優しい笑顔の安雄と 真琴にトドメを刺さんとする狂気のヤスオが重なる。
ヤスオが真琴の背後に迫る。

ヤスオニイチャン…ダメダヨ…ソノコハ…

「お兄ちゃん やった〜」
小さな頃の真琴が手を叩いて喜んでいる。
「おう!マコのすけ、お前の兄ちゃんすごいぞお〜!」
安雄が青一の頭を撫でて褒める。
「うん。マコトのおにいちゃん すごいよお!」
満面の笑顔の真琴。

ソノコハ ボクノ…イモウトダヨ…

青一がタイチを止めようと手を伸ばす。

真琴に飛びかかるヤスオ。

ア…ア…ヤスオニイチャン!ヤメテ〜!!

『今、私自身の舌で確かめました。貴様らは人間ではない!』
真琴の言葉を思い出す青一。

『人間ではない!』

「ウアアアアア!」
青一が手を伸ばし叫ぶ。
伸ばした手は螺旋に変形しギュルルルルと凄まじく回転し、
ドリル状になりヤスオの妖気をみるみる吸い込んでゆく。
『ヤスオ…ニイチャン…』
青一は苦渋の決意の表情でヤスオに突っ込んでゆく。

「気をつけよ、安雄〜!」
鬼離田長女が叫ぶ。
だが次の瞬間には、青一のドリルがヤスオの横腹を貫いていた。
「せ…青一!」
驚きの表情で青一を見るヤスオ。
「ヤスオ…ニイ…チャン…」
歯を食いしばり涙を浮かべながら、青一はヤスオにトドメを刺す。
ヤスオを貫いたドリルは、ヤスオの身体を真っ二つにし、凄まじい勢いで吸い込んでいった。

真琴がその衝撃に気がつき振り向くと、青一が降り立った。

「やっと…会えた…」
真琴は震えながら言う。
「覚えて…いなくて…ごめんなさい…」
青一が優しい表情で真琴を見ている。

『マコト ゼッタイに《ソウボウテイ》ニ イクカラ…
イツカカナラズ《ソウボウテイ》デ アオウヨ…』
かつて侵略者と戦っていた時、小さなマコトはそう言って別れた。

「マコト…約束…守ったよ…」
真琴は涙をボロボロと零しながら笑う。

「ウン…シッテタ…」
「え…」
「ダッテ ボクタチ テレパシーアルデショ…ハジメテアッタトキカラ…」
「オマエノココロ ワスレナイヨ…
デモ マコトが…オモイダサナキャ…シヨウガナイカラ…」
「お…お兄ちゃん…」
涙を流す真琴。
「マコト…」
真琴は手を差し伸べ、青一に抱きつく。

「ナクナヨ…マコト…ボクモ…ナイチャウカラ…」
瓦礫の中で、再開を噛み締める2人。

「私を…殺すのか…?」
紅が泥努にいう。
双亡亭の室内、紅が泥努と向き合っている。
「お前は何を聞いていたのだ…」
「え…」
予想外の顔をする紅。
「私はお前を絵のモデルとして連れてきたのだぞ…
来い…殺すのはその後だ…」
泥努は紅を促し、奥へと歩いていく。

双亡亭壊すべし 130話話の感想と考察

ついに真琴が過去を思い出しました!感動的な兄妹の再会、今でも十分強い真琴ですが真実を知り、さらに頼れる仲間になりそうですね!
青一も、今まで人の形をした敵とは戦えないなど、取り憑かれた者と戦うのに躊躇する場面が多かったですが、幼馴染の姿をした敵との戦い、真琴の「人間ではない」という言葉を実感した事から、今後戦い方が変わるのではないでしょうか?
兄妹2人の今後の戦い方に注目です!
また泥努が紅をモデルに絵を描こうとしていますが、何を考えているのでしょうか?
殺すのは絵を描いてから、ということですが、泥努は人を取り込む肖像画を描くので、描かれると取り込まれてしまうのでは?結局、出来上がると死ぬということでしょうか?なぜ泥努がずっと双亡亭に篭り絵を描きつづけているのか?次回、紅との会話でそれが垣間見えそうな気がします。
絵描きという共通点と泥努に双亡亭内を行き来できる黒い手を貰った点で、凧葉務がキーパーソンなのでしょうが、泥努と再開するのはまだ当分先のようですね。
「双亡亭壊すべし」次回も大変楽しみです!

双亡亭壊すべしのネタバレ一覧

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